2011-06-27

陸前高田炊き出しボランティア

 6月25日(土)、高根沢町で行なっている陸前高田支援隊へ熱気球ふれあい実行委員メンバー2人で参加してきました。

夜中1:30に高根沢町を出発。
8:00頃には陸前高田へ到着。
朝の曇り空に広がるどこまでも見渡せる広大な被災地。
一瞬にして全てが消滅してしまった恐ろしさに身が縮むようでした。

震災から3ヶ月が経ち、瓦礫の片付けも少しずつ進んでいるようですが、まだまだ山積みの状態。
片付けの重機が動いている隣には、津波に流された横倒しの重機。
バスで駆けつけたボランティアの人達も瓦礫の片付けに汗を流していました。

熱気球ふれあい実行委員会でも、熱気球を通して笑顔を取り戻して貰えるような被災地支援が何かできないかということで、可能性を探る目的もあっての参加でした。



海岸に建つ鉄骨の建物。



鉄骨が飴のように曲げられています。
津波がこれほどまでの威力をもっているとは思いませんでした。



被災した学校。
近くの5階建ての集合住宅は4階まで津波で破壊されていました。



まだ片付けが進まない瓦礫の街。



炊き出しボランティアを行なった矢の浦公民館。
公民館の広場には仮設住宅が立ち並んでいました。
Googleマップで見ると、この広場にSOSの書かれた生々しい航空写真でした。



焼きそば、串焼き、汁物と、贅沢な食事ではありませんでしたが
皆さんとても喜んでくれました



矢の浦公民館から見える景色はこんなにきれいな海、山です
この震災は、人が自然を相手に想定などしてしまうようになった報いなのでしょうか。


被災地を見ないで済むこの地なら、熱気球を揚げても大丈夫かもしれない、
と思いつつ矢の浦を後にしました。
6月27日、矢の浦公民館から、ぜひ熱気球のイベントを開催してほしいと連絡をいただきました!

2011-06-13

安藤勇寿「少年の日」美術館

安藤勇寿さんという画家をご存じでしょうか。
先日の山歩きの帰り道、美術館を発見し立ち寄りました。
着いたときは夕方5時を過ぎていて残念ながら閉館。
庭木をいじっていた方が
「ごめんなさいね。せっかく来てくれたのに・・・ぜひ、また寄って下さい」
と、リーフレットを渡してくれました。

後で知ったのですが、この方が安藤さんでした。
どんな絵を描くのかも知らずにちょっと立ち寄っただけなのですが、ずっと気になっていて
昨日やった見に行くことができました。

安藤勇寿「少年の日」美術館

 

色鉛筆だけで描くふるさとの想い出。
昭和前半生まれの人にとっては原風景ともいえる懐かしさを思い起こさせてくれるやさしい作品です。
 特大の作品は迫力満点。



森と川に囲まれた美術館はゆったりと時間が流れます




色えんぴつのモニュメント




色えんぴつだからこそ出せる柔らかさ、優しさなのでしょうか




久しぶりにゆったりした休日を過ごす事ができました。
安藤さんは佐野市(旧田沼町)出身。
美術館も佐野市にあります。


そのまま帰るのがもったいなくなって、粕尾峠の方を回って来ました。



粕尾峠手前で見つけた杉林の九輪草の群落
道の反対側の民家の方が育てているもののようです




こちらも息を呑むような美しさでした。
 
 
 

パワースポット?

硫黄の薫りの魔法?
梅雨を忘れるさわやかな風!
たくさんのパワーをもらった気がします(o^o^o)

那須の殺生石。九尾の狐の伝説つながりで、神事に参加。新鮮でした〜!

2011-06-05

梅雨の合間の休日

 この週末は梅雨の合間の晴れ!
どこかへ出掛けなければ(ソワソワ)・・



 

出掛けてきたのは鹿沼の山奥、古峯神社 


 
 茅葺きの神社は荘厳な雰囲気

神社お参りは早々に切り上げ
目的は古峰ヶ原の山歩き


 深山巴の宿(じんざんともえのしゅく)
日光開山発祥の地
今流行のパワースポットでも有名だとか


 古峰ヶ原高原を経由して三枚石へ
金剛山端峯寺奥の院


 前日光牧場経由で横根山
牧場の牛達、の~んびり、幸せそう(^_^)



前日光牧場の眺めは最高でした。


日付変わって
今日は自宅でのんびり

 この様子を見て下さい。
そこらじゅうに乱立する筍。
この時期細い筍が恐ろしいほどの勢いで伸びてきます。
毎週切り倒すのが一仕事。
一番長そうなので1週間で1m50cm伸びてました。
一日20cm余り、1時間で9mmも伸びてることになる。
この生命力には圧倒される。


 一仕事の後
改めて庭を眺めてみると
咲き誇る花々。
金鶏菊


 芋カタバミ


 畑ではじゃが芋の花の周りをモンシロチョウ


 遠くに眼をやれば、風になびく金色の麦畑
緑の水田に遊ぶアオサギ

平凡な日常の素晴らしさを噛み締める休日の終わりでした。