2012-03-11

あれから1年

一雨毎に春の気配が深まる季節。
今日もスッキリしない曇り空。



あれから一年
東日本大震災当日の緊迫感、恐怖、不安、それから連帯感。
復旧が進むにつれ、街が元の姿に戻るにつれ、
次第にそんな感情が薄れていく。
時間の流れは不安や恐怖も取り去ってくれる優しさがあるけれど、
まるで遠くの国で起きている戦争や災害のように、
感覚を鈍らせ、一緒に教訓も置き去りにしてしまう。

人は忘れられるから生きていける。
それでも

悲しみや苦しみ、喜びや楽しみを共有し、
他人の出来事を自分のことのように感じ取れる
優しさを持ち続けることはきっとできるはず。
まずは家族から。そして隣人へ。地域、国、世界へと、
人を想う心を広げていこう。
今進んでいるこの復興のように!



春を告げる福寿草、春の妖精。
今年は幸せの年でありますように。

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